薬剤師の年収

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平成２２年の薬剤師の平均年収は、推定で５１８万円でした。
過去１０年間における、薬剤師の年収の推移を見ると、ほぼ横ばいの状態で、
あまり大きな増減はありません。

　
薬剤師が働く勤務先としては、大きく４つに分けられますが、
勤務先毎に、年収のおおよその目安で示しますと、

　
　● 調剤薬局　　　　　　　約４００～７００万円
　● ドラッグストア　　　　 約４００～８００万円以上　（店長クラス）
　● 病院　　　　　　　　　　約４００～６５０万円
　● 製薬会社　　　　　　　約４００～１０００万円以上　（営業職による歩合給）

　
この中で、一番年収が高めなのが、製薬会社ですが、
研究職の採用はごく僅かで、新規採用のほとんどが営業職で、
業績主義の度合いが強いです。

　
営業職なので、特に薬剤師の資格は必要ありませんし、
また薬剤師本来の仕事からかけ離れています。

　
ドラッグストアは、初任給が若干高めです。
チェーンによって差はありますが、４００万円ぐらいから始まり、
店長クラスになると、年収８００万円越えも期待できます。

　
調剤薬局の薬剤師の年収は、４００万円からスタートして、
勤続３年で、５００万円程度になります。

　
勤務先ごとの年収をお話してきましたが、
ここで示した年収は、あくまで、“おおよその額”と理解しておいて下さい。

　
勤務先の会社や組織によって、年収は異なります。
また、主要都市圏と地方では異なります。
地方の場合は、薬剤師不足もあって、年収が高くなる傾向にあります。

　
また、薬剤師の方の中には、ＭＲ（医薬情報担当者）として勤務されている方もいます。
大手製薬メーカーの場合、40歳で700万円～800万円程度の年収をもらっています。
なかには、1,000万円以上の年収の方もいます。

　

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